『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX(ジークアクス)』第4話「魔女の戦争」を見た。
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第4話 魔女の戦争
まず、ラストシーンを見て衝撃を受けた。まさか4話にして、ここまで話が進むとは思わなかった。展開が早すぎるというか、容赦がない!
それにしても、マチュはなぜクランバトルをやめないのか。参加した目的である「金」は十分に稼げたはず。ジークアクスを他人が操縦できないから、ポメラニアンズに脅されている、という線もなさそう。だったら、やめてもいいのに。
このまま戦い続けてたら、本当に死ぬぞ。まだ完全にニュータイプとして覚醒していないっぽいし。
……もしかして、そういう話なのか? マチュは途中退場して、ニャアンがニュータイプの本命で、主人公だったという筋書きか? オメガサイコミュがマチュに反応したのでなく、ニャアンがいたから起動した? オープニングで走っている6人の中にニャアンがいるのはニュータイプだということを暗示しているようだけど。ニャアンの存在意義は将来の主人公ということなのかも知れない。普通だったらありえそうにないけど、カラーだから。
まあ第4話を最後まで見て納得した。マチュはシュウジにぞっこんなのだ。だから彼との接点であるバトルをやめられない。そういうことか、と思った。そのうち家族を捨ててシュウジと地球に行くんだろう。リア充だね。ニャアンは金を稼ぎ出そうとしているし、一緒に行くんだね。お邪魔虫。
冒頭のサイド6の刑事たちの会話で、ジオン内部でギレンとキシリアの権力争いが起きていることがほのめかされていた。ソドンのクルーたちの会話ではキシリアの話しか出てこなかったので、今のジオンはキシリアが掌握していると思っていたけど、そうでなかったのか。この会話は、ザビ家の兄妹の確執が後の展開へ影響することの伏線なのだろう。たぶん。
「ゲルググ」と名付けられた機体。これはファーストガンダムのゲルググではない。ザクは、改変はあるがザクとわかったが、これは外見がまったく違う。この世界線では、ジオンがガンダムを奪取した結果、別のMSが「ゲルググ」として開発されたのだろう。
今さらだけど、モスク・ハン。名前が出てきて、ファーストでアムロの操縦についていけなくなったガンダムに性能向上をもたらした技術者だと気づいた。気づいて、顔を見ると二重に確信できた。データを持ち帰るように伝えるところも同じ。
ところでこの会社、設備もしっかりしていて大きい企業に見えるけど、クランバトルという違法行為に関わってるのがバレたら、まずいんじゃないの。
あと1年戦争の遠景の爆発の描写が、ファーストの演出と同じだった。こういう細かいオマージュが多くて楽しい。
今回、話を引っ張るのは魔女のシイコ。彼女、ニュータイプだし、退場してもニュータイプ関連でストーリーに絡んでくるはず。1年戦争時代の前日談がもっと出てくるかも。アンキーと知り合いだしね。
第4話は、シイコの生き様を描きながら、裏で「ニュータイプとは何か」というテーマが進行しているという話でした。映画をみて、明るめな続きを予期したのだが、見事に裏切ってくれた。
死人も出たし、これから殺伐とした戦いの話になっていくんだろうか。今回、出番が少なかったが、シャリア・ブルのセリフがそれを暗示しているようだ。
もうどうなったってもいいや。
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