『ガンダムGQuuuuuuX』第7話感想|キケロガが躍動し、ゼクノバの謎が深まる回

赤いガンダム アニメ
機動戦士ジークアクス

『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』第7話「マチュのリベリオン」を観た。

公式サイトのあらすじはこちら:
第7話「マチュのリベリオン」

今回はアクションシーンが多く、観ていて楽しい回だった。

キシリアと会談していたサイド6の大統領に見覚えがある気がするが、ファーストガンダムに登場していた人物? クランバトルの運営について知っている口ぶりだったが、どういうことだろう。

そのキシリア、ゼクノバ発生時に「音がする」と言っていた。ニュータイプなのか? 一方でコモリもエグザベがギャンで到着したときに反応していた。やはり彼女もそうなのか?

それにしても、キシリア暗殺のため連邦が兵器を持ち込めたのはいいとして、サイコガンダムのような巨大兵器を連邦は製造できるのだろうか? 連邦は敗戦国で、ジオンによって兵器開発やサイコミュ研究は制限されているはず。秘密裏にサイコガンダム級の兵器を造るのは、無理があるようにも思える。

今回登場したエグザベの乗機は、ギャンだとわかる形。ファーストファンにはすぐに分かるデザイン。だがこのギャン、どこから来たのだろう? ソドンから発進したわけでもなさそうだし、チベが運んできた。いやチベはこの時点で遠方にいたはず。となると、あらかじめコロニー内に搬入してあったのだろうか。だとすれば、キシリアはこの訪問で危険を予期していたということになるが、だとすれば護衛が1人というのは心許ない。お忍びでも限度がある。

ハイライトはキケロガの戦闘シーン。前回のソロモンでの登場時を超える動きを見せていた。経験の浅い連邦パイロットでは歯が立たないだろう。アニメーションも秀逸。
まあ、キケロガが人型に変形する場面は、意図的に滑稽さを演出しているようにも思えた。改造するより、新機体を開発した方が合理的でしょう。

ゼクノバのパターンをソドンが即座に検知していたのも気になる。最初のソロモンでの発生時は、切迫した状況で未知の現象だったはず。ゼクノバを発生させる研究を重ねて検知できるようにしているのか。それにしても近くにいたニャアンが無事だったのも不思議ではある。

マチュに焦点を移す。アンキーは今回裏切ったかに見えたが、物語から退場にはならず、助けに来る展開になるんだろうな。しかも絶体絶命の場面で。
ジークアクス、誰も操縦していないのに自律的にマチュを守った。もはや『ジャイアントロボ』の域だ。

次回は時代が映画の「UC0079」に戻る模様。映画放映の残りの内容だけでは1話分の尺が足りない気がするが? 新規シーンの挿入で視聴者の意表を突いてくるか。

気になるのは次回の後。ジオンに捕らえられたマチュとニャアンは、どうなるのだろうか。ニュータイプの力を見込まれて、ギレンとキシリアの権力闘争に巻き込まれていく──そんな展開が見える。やがてシュウジの消失を巡ってマチュとニャアンが対立し、血で血を洗う闘いに。そこに「向こう」から戻ってきたシュウジが「戦うなとガンダムがいっている」と呼びかける…… ベタな展開。

もうどうなってもいいや。

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