Fire HD 8 第10世代を「Google化」して活用中
2020年に発売された Fire HD 8 Plus(第10世代)を現在も使用している。ネットの情報を参考にして Google Play ストアを導入。Amazonストアにないアプリも使えるようになり、2025年8月現在も、主に文字中心の作業(読書・辞書利用など) で現役で使用中。
しかし最近、Kindleアプリの辞書機能で文字化けが発生。英和辞書の日本語部分が読めなくなった。
Kindleの辞書が文字化けする症状とは?
発生状況はー
- Kindleアプリで洋書を読書中、単語を長押しして辞書を表示
- 日本語の訳の部分が文字化け(アルファベットや英文、英和辞書以外の翻訳ウィンドウは正常)
- 発音記号も文字化け
- 英和辞書本体の画面に移動(遷移)すれば正しく表示される
使用していたのは無料ダウンロード可能な「プログレッシブ英和中辞典」。
試した対策とその効果
インターネット上で紹介されている複数の対策を実施しましたが、以下のような結果でした。
- 対策1:KindleアプリとFire OSのアップデート確認
→ 両方ともすでに最新バージョンで変化なし。 - 対策2:日本語フォントの問題?
→ すでに日本語の書籍を多数ダウンロード済み。さらに追加でダウンロードしても効果なし。 - 対策3:辞書データの破損?
→ 辞書ファイルを個別に削除しようとするも、「ストレージ」→「本」の項目に見つからず断念。 - 対策4:Kindleアプリのデータ削除(初期化)
→ 「設定」→「アプリ」→「Kindle」→データ削除を実行。
→ 書籍を再ダウンロードし、文字化けが一時的に解消された!
→ しかし、数日後に再び文字化けが再発。
原因判明:Google Play経由のKindle?
Google Playのアプリ管理画面を確認したところ、Kindleがインストール済みになっていた。
FireタブレットにはもともとプリインストールされているKindleアプリがあるため、Google Playからインストールした記憶がない。間違ってGoogle Play経由で別バージョンを重複インストールしていたのだろうか。
効果的な解決法:Google Play版Kindleアプリを削除!
実施手順
- Google Play アプリの管理画面で Kindle を アンインストール。
- Kindle を起動する。アカウント情報とダウンロードした書籍データは残っている。同期が終了するのを待つと、「ライブラリ」の分類は復活するが表示方法は初期化されている。
- 洋書を開き、単語を選択、英和辞書を使う →辞書のダウンロードが再度、必要なのでダウンロードする→ 日本語の文字化けが解消!
Google Playでのアプリの削除で、Kindleアプリのフォント処理の競合が解決されたと推測する。
再発防止のために:システムアップデートにも注意!
後日、以下の状況でも文字化けが再発することがわかった。
- 設定」→「端末オプション」→「システムアップデート」から「インストール可能なシステムコンポーネントのアップデート」を実行した直後に再発。
- 手動でシステムアップデートを実行しなくても、アイドル時間にシステムアップデートが行われると、再発する。
このアップデートでインストールされるコンポーネントが、文字化けに関係していると考えられる。
再発防止策
- システムアップデートは必要になるまで行わない。
- Kindle アプリが文字化けしたら Google Play版のKindleを削除。
残念ながら、現時点でアイドル時のシステムアップデートを抑制する良い方法が見つからない。
必要な時以外、無線LAN(WIFI)をオフにして対処しているが、操作が煩雑でることが難である。
最後に:同じ症状で悩む方の助けになれば
試行錯誤を繰り返してたどり着いた解決策。
同じように Kindleの辞書が文字化けして困っている方の参考になれば嬉しいです。
コメント
まったく同じ症状が出現していましたが解決しました!
ログを公開してくれていてありがとうございます
コメントありがとうございます!
お役に立てたようで、とても嬉しいです。
自分の経験が誰かの参考になればと思って書いたので、ご報告をいただけると励みになります。
また何かありましたら気軽にコメントしてください!